最近はあまり見なくなりましたが、今でもたまに見かける『閉店セール』。
少し活気がある少しローカルな繁華街では今でもありますね。
『閉店セールです!!なんでも1000円ポッキリ!さあさあ買わなきゃ損損!!』みたいな謳い文句で集客するあの呼び込みには、うまいな~と私自身いつも関心しています(笑)
ただ、気になることがありますよね。
『これって、景品表示法とか法的にOKなの?』という疑問。
と、いうことで気になったので、毎日”閉店セール”気になったのでそのカラクリを調べてみました!
毎日閉店セールは法的にOKなのか?
その場での集客力は”抜群な”この閉店セール。
誇大広告や不当表示は『閉店セール商法』と呼ばれるほど問題になりましたね。
ただ、問題になってはいますが今でも『閉店セール』を毎日行っているお店は存在します。
これは法的にOKなのか?法律専門家の意見をまとめてみました。
「閉店セールは、社会通念上、一般消費者に『閉店までの一定期間のみ特別な値引きが行われている』との認識をもたせるといえます。つまり、購入価格という取引条件について、『閉店セールの期間だけ特別な価格で商品を購入できる』との誤認を与えることになりますので、不当表示(有利誤認表示)に該当する可能性があります」
Yahooニュースより引用
そうなんです。結論から簡単に言うと違法ですね。
うん、思った通りでした(笑)
じゃあ、なんで毎日”閉店セール”のお店は存在している?
この疑問が今回のキモですね。
法的にも、閉店商法は違法とされているにも関わらず、毎日閉店セールを繰り返しているお店はなぜ営業できるのか?
調べてみたところ、そんなお店の言い分がわかりました。
言い分①誰も損してないしええやん
『誰もそうしてないしええやんけ』という言い分があるようですね。
確かに、法的にアウトにも関わらず誰にも迷惑がかからない仕組みなんですよね。
・安ければ消費者は購入する
・惑わされない消費者は冷静に判断する
つまり誰も訴える人が存在しないんです(笑)
過去の事例を見ても、こういったことで揉めている店はほとんどありませんでした。
言い分②昨日と今日では経営者と店長が違うねん
なかなか苦しい言い分ですが、『昨日と今日では経営者・店長が違う』とのことです。
つまり、主催が毎日変わるので”閉店セール”は本当だ、ということです(笑)
ん~うまい切り抜け方なのか、屁理屈なのかと問われると、なかなか難しいところですね(笑)
言い分③今日は閉店するよ。明日は開店するし。
そうですよね。
一般的な認識では閉店セールというとまさに『もうなくなってしまうので期間限定で安い』という”イメージ”になるだけ。
『毎日閉店、毎日開店するよ』
そうですよね(笑)
まとめ・結論
今回は、『毎日閉店セールのお店のカラクリ』を調べてみましたが、
一言でまとめると、
『違法だけど訴える人がいない』ということが、今でも閉店商法を行っているお店が存在しているということでしたね。
ただ、本当にお得なものも購入できる時もありますし、やはり消費する私たちの”冷静な判断”があれば誰も損はしませんね。